菱和設備株式会社

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事業紹介

HVAC

空調設備

さまざまな施設の中で、
人が快適に過ごすための
空調設備の設計・施工を行っています

オフィスをはじめ、商業施設、学校、病院、ホテル、美術館、図書館など、あらゆる施設において、人々が健康的に快適に過ごすためには、目に見えない空気を適切にコントロールする空調設備が不可欠です。「温度」「湿度」「気流」「清浄度」「臭い」「菌」「塵・粉塵」「酸素」等を総合的に制御し、健康を維持し快適な空間を構築します。同一建物内でも、室や空間が異なれば、設定される空調の目標設定が異なり、人を対象にした快適空調、物品を対象とした産業空調、電子計算機が確実に作動するような環境条件を作り出す空調と多岐にわたります。

建物を使う人にとって心地よく、そこに設置、保管されるものに適した空気環境がつくり出せるよう、その建物の目的・用途に沿って最適な機器や機材、多様な技術を組み合わせ必要があります。

室内環境は、日差しの差し込みの有無や使用する人数、外部の気温等にの条件によって、その時々に変化します。この様な様々な条件を総合的に検討します。ランニングコスト、メンテナンスのしやすさ、将来的な改修工事も視野に入れながら計画を進めます。

当社では、メンテナンスと定期的な改修提案により、お客様のニーズを常に上回れるよう努めています。

さらに近年では、建物の運用段階におけるエネルギー消費量の削減への関心が高まっています。ビル全体のエネルギー消費のなかでも空調設備に関するエネルギーは大きなウェイトを占めており、空調設備をいかに省エネルギー化できるかが、地球環境への負荷低減になります。当社では、設備システムの設計段階において、様々な観点から省エネルギー化実現に向けた提案を行っています。

WATER & SANITATION

給排水衛生設備

人の生命維持および健康保持にかかわる
衛生的環境の実現

衛生的環境の実現には、水や湯などを供給して衛生的環境レベルを維持すること、それらを供給する生活空間の衛生的環境を維持することの2つの目的があります。水は生命維持に欠かせない一方で、汚染されやすく腐敗しやすく、衛生的に保持することは非常に難しいため、計画に当たっては、当該地域の風土・特性および上水道、下水道、ガス、電気、通信などの与条件を十分に調査し、外部環境と調和のとれた適切な方式を採用します。また、国の定める法律や命令と、各地方自治体の定める条例や細則を満たす必要があります。

給排水衛生設備は、建物に水を循環させ、快適な生活を支える重要なシステムです。人間の循環器系のように、ビル全体に生命を吹き込みます。

システムの設計・施工を進める上で「圧力」「温度」「量」「質」という安全性の確保がキーワードになります。

たとえば、圧力が人命に危害を及ぼすことはないか、温度が熱傷を起こさないように配慮されているか、排水や雨水を速やかに排除することができるか等、様々な角度から検討し人命の安全性を確保しています。

近年の局地豪雨(ゲリラ豪雨)を想定して、雨水排水ポンプ能力や排水管径を検討すること、有効な浸透施設を計画することも重要となります。

地球上にある水の97.5%は塩水で、淡水は2.5%にすぎません。しかも、淡水の70%が氷河・氷山と固定されており、残りのほとんどは土中の水分、あるいは地下深くの帯水層となっていて、人間が利用しやすい河川や湖沼に存在する地表水は淡水の約0.4%でしかありません。

また、地球温暖化、新興国の経済成長、人口増加に伴い、水の供給は増々ひっ迫していくと考えられ、環境負荷低減を図るため、雨水利用や排水再利用などの水資源の有効利用と節水機器の導入、建設資材などの資源のリサイクルなどが効果的であり、計画に取り入れていきます。

建物を使用する方の人命を守り、安全・安心な水を供給するために、適切な設計・施工だけでなく、メンテナンスにも力をいれております。

FIRE SAFETY

消防防災施設

使われないことを願いながら、
かけがいのないものを守る

消防法に基づいて設置されるもので、災害から建物とその利用者の人命・財産を守るために設ける設備が消防設備です。

”使われないことを願いながら、かけがいのないものを守る”ことに使命感を持ち、万が一の時こそ、私たちが設計・施工した設備が的確な動きを約束できるものでなければなりません。

消火設備は水系消火設備と、ガス系消火設備に大別されます。水系消火設備で代表的なものには、屋内消火栓設備・屋外消火栓設備・スプリンクラー設備などがあります。

ガス系消火設備は建物内の密閉できる場所の油火災や電気火災に用いられ、不活性ガス・ハロゲン化ガス・粉末消火剤などを放出して、消火します。

なお、建物内の広い駐車場の消火設備には、泡消火設備などが消防法で定められています。

建築物あるいは危険物に関する消火設備は、建物の用途・面積・階数等により法令で施行細目が一律に定められています。

さらに各都市では、条例によってそれぞれの都市の気候などを考慮した多くの細目を付加しています。たとえば、寒冷地などでは配管内の水が凍結する可能性があり、万が一火災が発生した際に水が出ないという事態に対応できる様になっています。

これからも私たち菱和設備は、誰もが安心して暮らせる社会と、災害による犠牲者ゼロの世の中を目指し、安全・安心、そして快適で便利な暮らしを提供するために、決して妥協することなく、最良の技術をお届けします。

REFRIGERATION

冷凍冷蔵設備

貯蔵物毎に最適な
温湿度をコントロールし、
安心の食生活を提供

地元静岡の特産品であるお茶やみかん等を中心とした食品関連の大型冷蔵庫を中心に施工することが多く、それぞれの製品に合わせた最適な温湿度をコントロールし、鮮度やおいしさを損なわずに長期保管可能な冷凍・冷蔵技術を展開しています。

事業用に使われる倉庫は、多種多様な製品を安全に保管し流通させるために、個人が使用する倉庫よりも高い施設基準が定められています。

冷凍・冷蔵倉庫はさまざまな重要な法律への対応や関連する法令へ適法している必要があります。倉庫業法、建築基準法、消防法、食品衛生法、日本農林規格(JAS)、高圧ガス保安法、電気事業法、関税法、環境関連法令等が関わり、高い専門性を持った専門会社でしか設計・施工を行うことが難しい分野です。

美味しく豊かな日本の食。それを水面下で支えることができ、全国の消費者に笑顔を届ける仕事です。